作成日:2026.06.25  /  最終更新日:2026.06.25

格安税理士の料金比較と失敗しない選び方|安くても良い税理士の見極め方

格安税理士の顧問料は、年商1,000万円以下なら月額1万円前後から依頼できます。確定申告だけのスポット依頼なら5〜10万円が目安です。この記事では、格安税理士の料金が安くなる仕組み、安さの裏側で必ず確認すべき点、公式サイトで月額料金を明示している格安・オンライン税理士サービス5社、そして失敗しない選び方までをまとめます。結論として、安さを求めること自体はまったく問題ありません。重要なのは「その金額に何が含まれているか」を契約前に確認し、自分の事業規模に合ったサービスを選ぶことです。

この記事の目次

格安税理士の顧問料は月額1万円前後から

格安税理士の料金相場は、依頼する内容によって大きく変わります。月々の顧問契約なら月額1万円前後から、確定申告だけのスポット依頼なら5〜10万円が目安です。通常の税理士と比べると、半額から3分の1程度まで費用を抑えられるケースもあります。

編集部が複数のサービスの公式料金を調査したところ、格安帯の相場は以下の通りでした。いずれも事業規模が小さいほど安く、年商が上がるにつれて段階的に料金が上がる仕組みになっています。

依頼内容 格安帯の料金目安
月額顧問料(個人事業主) 月額1万円前後〜
月額顧問料(法人) 月額1.5〜2万円〜
確定申告のみ(個人) 5〜10万円
法人決算のみ 8万円前後〜
記帳代行(オプション) 月額5,000円〜

料金が安くなるのは記帳を自分でやる前提だから

格安税理士の料金が通常より安い最大の理由は、記帳(日々の取引を会計帳簿に入力する作業)を依頼者自身が行う前提になっているからです。税理士の作業時間が減る分、料金が下がる仕組みです。

多くの格安サービスは、freeeやマネーフォワードといったクラウド会計ソフトを使って依頼者が自分でデータを入力することを前提にしています。銀行口座やクレジットカードを連携すれば取引が自動で取り込まれるため、記帳の負担は以前より大幅に減りました。クラウド会計を使って自分で入力できる人ほど、格安税理士のメリットを最大限に受けられます。(逆に、領収書をまとめて丸投げしたい人は、記帳代行が別料金になるため割高になりがちです)

オンライン完結だと事務所コストが下がる

料金が安くなるもう一つの理由が、オンライン完結型のサービス形態です。面談をZoomなどのオンライン会議で行い、書類のやり取りもクラウド上で完結させることで、事務所の運営コストや移動時間を削減できます。その分が料金に反映されています。

オンライン専門の税理士事務所は全国対応をうたっているケースが多く、地方在住でも都市部の事務所に依頼できるのが特徴です。対面での面談にこだわらない人にとっては、選択肢が一気に広がります。

決算のみ・申告のみのスポット依頼で割安にできる

毎月の顧問契約を結ばず、決算や確定申告だけをスポットで依頼する方法もあります。年に1回の作業だけを切り出して依頼するため、トータルの費用を抑えられます。

法人決算を均一料金で請け負うサービスでは、決算申告一式が8万円前後からというケースもあります。日々の経理は自分で回せるが、決算と申告だけはプロに任せたいという事業者に向いた形態です。(ただし、節税の相談や経営アドバイスは含まれないことがほとんどです)

「安い」の裏側で確認すべきこと

格安税理士を選ぶこと自体に問題はありません。ただし、料金の安さだけで判断すると、後から想定外の追加費用が発生したり、必要なサポートが受けられなかったりすることがあります。契約前に確認しておくべき点を、事実として整理します。

記帳代行は別料金のケースが多い

格安をうたう事務所の多くは、月額料金に記帳代行が含まれていません。記帳を依頼すると、別途月額5,000円前後からの追加料金が発生します。仕訳数(取引の件数)が増えるほど料金も上がる料金体系が一般的です。

たとえば「月額1万円」と表示されていても、それは依頼者が自分で記帳することが前提の金額です。記帳代行までセットで頼むと、結果的に月額2万円近くになることもあります。表示価格に記帳代行が含まれるかどうかは、見積もり段階で必ず確認すべき最重要ポイントです

面談回数や相談方法に制限がある場合がある

格安プランでは、面談がオンラインのみだったり、面談回数に上限が設けられていたりすることがあります。「相談のみ」「四半期に1回面談」「毎月面談」といった形で、面談頻度によって料金が分かれているサービスも実際にあります。

毎月顔を合わせて相談したい人と、必要なときだけメールで質問できれば十分な人とでは、最適なプランが変わります。自分がどの程度のコミュニケーション頻度を求めるかを、契約前に整理しておくことが大切です。

レスポンスの速さは料金表に書かれない

料金表には載らないものの、実務上もっとも重要なのがレスポンスの速さです。質問してから返答までに何日かかるかは、顧問契約の満足度を大きく左右します。

顧問料が安くても、質問への返事が1週間以上こないようでは、いざというときに困ります。逆に、料金が手頃でもレスポンスが速い事務所なら、十分に価値があります。(顧問料の安さと対応の速さは必ずしも比例しません。ここは契約前の問い合わせ対応の速さである程度見極められます)

料金表に記載されていない費用が発生するケースもあります。年末調整、消費税申告、税務調査対応などは別料金になっていることが多いため、自分に必要なサービスの総額で比較することが重要です。

格安・オンライン税理士サービスおすすめ5選

公式サイトで月額料金を明示している、格安・オンライン対応の税理士サービスを5つ紹介します。各社の料金や特徴を比較して、自分の事業規模や記帳の進め方に合ったサービスを選んでください。なお、料金は記事執筆時点で各社公式サイトに掲載されていた内容です。最新の料金は必ず公式サイトで確認してください。

スモールビズ税理士事務所

スモールビズ税理士事務所

参照元 https://smallbiz.co.jp/

  • 決算料0円で月額料金のみのシンプルな料金体系
  • 記帳代行・確定申告が月額顧問料に含まれる
  • 全国47都道府県に対応するオンライン中心の事務所

スモールビズ税理士事務所は、個人事業主・法人いずれも月額料金のみで依頼できる事務所です。公式サイトでは「決算料は一切いただきません」と明記されており、年に1回の決算で高額な追加費用が発生しないのが特徴です。記帳代行と確定申告も月額顧問料に含まれるため、料金の見通しが立てやすくなっています。

会計ソフトを利用している場合はfreee会計に対応し、ソフトを使っていない場合はGoogleドライブを使ったスプレッドシートでのやり取りにも対応しています。初年度はキャンペーン価格が設定されており、開業したての事業者でも始めやすい料金設定です。(決算料込みでこの価格帯は、トータルコストで比較すると割安になりやすいです)

料金体系

区分 月額顧問料(通常価格)
個人事業主 10,000円〜30,000円(年商別)
法人 15,000円〜35,000円(年商別)
決算料 0円(月額料金に含む)
記帳代行・確定申告 月額料金に含む
消費税申告 月額+5,000円
運営会社
株式会社スモールビズ(税理士登録番号149046・公認会計士登録番号35034)
所在地
東京都江東区白河2-14-2(清澄白河駅 徒歩5分)
料金
個人月額10,000円〜・法人月額15,000円〜(決算料込み)
対応エリア
全国47都道府県
URL
https://smallbiz.co.jp/

オンライン・クラウド会計税理士事務所

オンライン・クラウド会計税理士事務所

参照元 https://online-cloud.jp/

  • 月額顧問料が年商500万円以下なら9,980円から
  • クラウド会計の自動連携なら記帳代行料が不要
  • オンライン専門で全国対応

オンライン・クラウド会計税理士事務所は、その名の通りクラウド会計を前提としたオンライン専門の事務所です。公認会計士で企業役員の経験を持つ代表が運営しており、売上規模に応じた段階的な料金表を公式サイトで公開しています。年商500万円以下なら月額9,980円からと、格安帯のなかでも手頃な価格設定です。

銀行口座やクレジットカードの自動データ連携を活用し、依頼者自身が入力する形であれば記帳代行料はかかりません。仕訳本数が多い場合は、月平均仕訳数に応じた記帳代行オプションを追加できます。自分でクラウド会計を回せる事業者ほど、コストを抑えられる仕組みです。(料金表が細かく公開されているため、自分の年商で総額がいくらになるか事前に計算しやすいのが利点です)

料金体系

サービス 料金(年商500万円以下の例)
月額顧問料 9,980円
決算料(年額) 79,800円
消費税申告(年額) 25,000円〜
記帳代行(オプション) 月50仕訳まで4,980円〜
運営会社
オンライン・クラウド会計税理士事務所
所在地
滋賀県大津市桜野町2-16-18-207
料金
月額顧問料9,980円〜(年商500万円以下)
対応エリア
オンラインで全国対応
URL
https://online-cloud.jp/

ベンチャーサポート税理士法人

ベンチャーサポート税理士法人

参照元 https://venture-support.biz/tax/price/

  • 月額顧問料・記帳代行・決算申告を組み合わせる明朗料金
  • 面談頻度を選んで料金を調整できる
  • 全国16拠点で対面とオンラインの両方に対応

ベンチャーサポート税理士法人は、全国に拠点を持つ大手の税理士法人です。月額顧問料は「相談のみ」の20,000円から、面談頻度に応じて段階的に設定されています。記帳代行と決算申告料を別建てで選べるため、自分に必要なサービスだけを組み合わせられるのが特徴です。

記帳代行は、自分で会計ソフトに入力すれば0円、丸投げプランなら月20,000円といった形で、関与度合いに応じて料金が変わります。面談頻度を「相談のみ」「四半期に1度」「毎月」から選べるため、コミュニケーション頻度の希望に合わせて費用を最適化できます。(拠点が多く対面相談も可能なため、オンラインだけでは不安という人にも向いています)

料金体系

サービス 料金
月額顧問料 20,000円(相談のみ)〜
記帳代行 0円(自社入力)〜20,000円(丸投げ)
決算申告料 150,000円〜(年商5,000万円未満)
運営会社
ベンチャーサポート税理士法人
料金
月額顧問料20,000円〜(記帳代行・決算申告は別途)
対応エリア
全国16拠点(東京・横浜・名古屋・大阪・福岡・仙台ほか)
URL
https://venture-support.biz/tax/price/

法人決算オンライン

法人決算オンライン

参照元 https://kessan-online.jp/price/

  • 法人決算申告が79,800円(税抜)の均一料金
  • 月額顧問契約なしで決算だけスポット依頼できる
  • クラウド会計への入力は依頼者対応で全国対応

法人決算オンラインは、法人の決算申告だけを均一料金で請け負うスポット型のサービスです。決算料は年商や業種にかかわらず79,800円(税抜)の一律設定で、休眠会社なら39,800円(税抜)と、料金の見通しが立てやすいのが特徴です。月額の顧問契約は不要で、決算のときだけ依頼できます。

申告書の自動作成、会計データの見直し、税理士の署名、電子申告の代行、申告書データの納品までが料金に含まれます。日々の経理は自分でクラウド会計に入力できる事業者に向いた形態です。(顧問契約のような日常的な相談や節税提案は含まれないため、経理は自走できるが申告だけ任せたい人向けです)

料金体系

プラン 料金
通常プラン(法人決算申告) 79,800円(税抜)
休眠会社プラン 39,800円(税抜)
月額顧問料 なし(決算代行のみ)
サービス名
法人決算オンライン
料金
法人決算申告79,800円(税抜)均一
対応エリア
全国対応(オンライン完結)
URL
https://kessan-online.jp/price/

青木税理士事務所

青木税理士事務所

参照元 https://aoki-tax-consulting.jp/fee/

  • freee会計に特化した料金体系
  • 顧問料と決算料をベースに記帳代行の有無を選べる
  • 給与計算・年末調整などのオプション料金も明示

青木税理士事務所は、東京都中央区(新富・八丁堀・築地エリア)を拠点に、freee会計に特化したサービスを提供する事務所です。顧問料と決算料をベースに、記帳代行が必要かどうか、定期的な経営報告が必要かどうかを選んで組み合わせる料金体系になっています。記帳代行は事務所の閑散期に行うことで低価格を実現していると公式サイトに記載されています。

給与計算は月5,000円に従業員数×500円、年末調整は年10,000円に従業員数×1,000円、税務相談は30分5,500円(税込)からと、オプション料金が明示されているのも安心材料です。freeeをすでに使っている、またはこれから導入したい事業者に向いています。(顧問料の本体価格は画像形式での掲載のため、正確な金額は問い合わせか公式サイトでの確認が必要です)

料金体系

サービス 料金
給与計算 月5,000円+従業員数×500円
年末調整 年10,000円+従業員数×1,000円
税務相談 30分5,500円(税込)〜
運営会社
青木税理士事務所
所在地
東京都中央区(新富・八丁堀・築地エリア)
対応エリア
東京都中央区周辺
URL
https://aoki-tax-consulting.jp/fee/

これら以外にも、希望の予算感に合った税理士を探したい場合は、税理士ドットコムの無料紹介サービスを使うと、料金やサービス内容を比較しながら効率的に候補を絞り込めます。

格安・オンライン税理士サービスの料金比較表

紹介した5つのサービスの料金を一覧にまとめます。月額顧問料の有無、決算料、記帳代行の扱いを比較して、自分の事業規模に合うサービスを見つけてください。記載の料金は各社公式サイトで確認した内容です。

サービス名 月額顧問料 決算・申告料 記帳代行
スモールビズ税理士事務所 個人10,000円〜・法人15,000円〜 0円(月額に含む) 月額に含む
オンライン・クラウド会計税理士事務所 9,980円〜(年商500万円以下) 79,800円〜(年額) 自動連携なら0円・オプション4,980円〜
ベンチャーサポート税理士法人 20,000円〜 150,000円〜(年商別) 0円〜20,000円(関与度別)
法人決算オンライン なし(決算のみ) 79,800円(税抜)均一 なし(依頼者入力)
青木税理士事務所 要問い合わせ 要問い合わせ 選択可(閑散期対応で低価格)

上記の料金は記事執筆時点で各社公式サイトに掲載されていた内容です。料金やプランは改定される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。税込・税別の表記は各社の記載に準じています。

格安税理士で失敗しない選び方

格安税理士を選ぶときは、料金の安さだけでなく、サービス内容と自分の事業との相性を確認することが重要です。安くても自分に合った良い税理士を見極めるためのポイントを整理します。

対応範囲に何が含まれるかを総額で確認する

もっとも重要なのが、表示価格に何が含まれているかの確認です。記帳代行・決算申告・消費税申告・年末調整などが月額料金に含まれるのか、別料金なのかを必ずチェックしてください。

「月額1万円」という表示だけで比較すると、記帳代行や決算料が別料金のサービスと、すべて込みのサービスを混同してしまいます。自分に必要なサービスをすべて足した年間総額で比較するのが、失敗しないコツです。(見積もり時に「これ以外に追加で発生する費用はありますか」と一言聞くだけで、想定外の出費を防げます)

レスポンスの速さを問い合わせ段階で見極める

年商1,000万円以下の事業者にとって、税理士選びで最も重要なのはレスポンスの速さです。専門性の違いは、小規模事業者の段階では正直あまり関係ありません。質問してから3営業日以内に返答がある事務所を一つの基準にしてください。

レスポンスの速さは、契約前の問い合わせ対応である程度わかります。資料請求や見積もり依頼への返信が速く丁寧な事務所は、契約後の対応も期待できます。逆に、問い合わせの段階で返事が遅い事務所は、契約後も同じ傾向になりがちです。

クラウド会計に対応しているかを確認する

格安税理士の多くは、freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計を前提にしています。自分が使いたい会計ソフトに対応しているかを確認してください。事務所によっては「freeeのみ対応」のように、特定のソフトに限定している場合があります。

2026年時点では、ほとんどの事務所が何らかのクラウド会計に対応しています。そのため、対応しているかどうかよりも、自分が使う予定のソフトと一致するかが確認のポイントです。クラウド会計を使いこなせれば、記帳代行を頼まずに済み、料金をさらに抑えられます。

対面が必要かオンラインで十分かを見極める

オンライン専門の事務所は料金が安い一方、対面での面談はできません。直接会って相談したいか、オンラインで十分かを、契約前に自分のなかで整理しておくことが大切です。

数字を見ながらじっくり経営相談をしたい人は対面に対応した事務所を、メールやチャットでの質問で十分な人はオンライン専門の事務所を選ぶと、満足度が高くなります。自分の希望に合わない形態を選ぶと、料金が安くても不満が残ります。

こんな人は格安税理士で十分・こんな人は通常顧問が安心

格安税理士が向いているかどうかは、事業規模と経理体制によって変わります。自分がどちらに当てはまるかを確認してください。

格安税理士で十分な人の特徴

事業規模が小さく、経理をある程度自分で回せる人は、格安税理士で十分です。クラウド会計に取引を自分で入力でき、複雑な税務相談が頻繁には発生しない事業者なら、格安サービスのメリットを最大限に活かせます。

  • 年商1,000万円以下の個人事業主・フリーランス
  • クラウド会計を自分で入力できる
  • 取引の種類がシンプルで仕訳数が少ない
  • 面談はオンラインやメールで十分
  • 決算や申告だけプロに任せたい

通常の顧問契約が安心な人の特徴

一方、事業規模が大きい、取引が複雑、対面でじっくり相談したいといった人は、料金が多少高くても通常の顧問契約のほうが安心です。サポートの手厚さが、結果的に時間とリスクの節約になります。

  • 年商が大きく取引量が多い
  • 複数事業や複雑な取引がある
  • 記帳を丸ごと任せたい
  • 節税や資金繰りの相談を頻繁にしたい
  • 従業員の給与計算や社会保険も任せたい
  • 融資や補助金など経営支援も受けたい

自分がどちらのタイプか判断に迷う場合は、無料の税理士紹介サービスで予算と希望条件を伝え、複数の税理士から見積もりを取って比較するのが確実です。

格安税理士に関するよくある質問

格安税理士は質が低いのか

料金が安いことと質が低いことは、必ずしも結びつきません。クラウド会計の活用やオンライン完結によって作業を効率化し、その分を料金に反映している事務所が多くあります。全国の税理士登録者数は令和8年5月末時点で82,233人にのぼり、価格やサービス内容で競争が起きています(出典 日本税理士会連合会 税理士登録者数)。安さの仕組みを理解したうえで、自分に合うサービスを選ぶことが大切です。

月額5,000円台の税理士は本当に依頼できるのか

月額5,000円前後のプランも実際に存在しますが、その多くは記帳を自分で行い、相談はオンラインや電話に限定するなどの条件が付いています。記帳代行や面談を追加すると料金が上がるため、表示価格だけでなく、自分に必要なサービスを含めた総額で判断してください。

記帳代行を頼むとどのくらい料金が上がるのか

記帳代行を追加すると、月額5,000円前後からの料金が上乗せされるのが一般的です。仕訳数が多いほど料金は上がります。自分でクラウド会計に入力できれば、この費用を節約できます。(自分でやる時間と、その時間で稼げる金額を天秤にかけて判断するのが現実的です)

オンライン税理士でも確定申告を任せられるのか

任せられます。オンライン専門の事務所でも、確定申告や法人決算の代行に対応しているところがほとんどです。書類のやり取りはクラウドやデータ送付で完結するため、対面なしでも問題なく依頼できます。

最後に

格安税理士の料金は、月額1万円前後から依頼できるのが相場です。料金が安くなるのは、記帳を自分で行う前提だったり、オンライン完結で事務所コストを抑えていたりするからです。安さを求めること自体はまったく問題ありません。重要なのは、その金額に何が含まれているかを契約前に確認し、自分の事業規模と経理体制に合ったサービスを選ぶことです。記帳代行の有無、決算料、レスポンスの速さ、クラウド会計への対応を確認すれば、安くても良い税理士を十分に見極められます。

税理士選びで迷っている方は、税理士ドットコムの無料紹介サービスを活用してみてください。予算や希望条件を伝えるだけで、条件に合った税理士を無料で紹介してもらえます。

執筆者
松下早紀
松下 早紀

税理士事務所・法律事務所で長年勤務した経験を生かし、税理士の選び方や税理士報酬の仕組みなどを解説しています。税理士は一度契約すると、なかなか変更しづらいものの、探す手段も限られています。後悔しない税理士探しをするために税理士ドットコムで最適な税理士選びをオススメします。