無料税理士を紹介してもらう紹介

この記事にはプロモーションが含まれています

確定申告

出稼ぎの確定申告|風俗・キャバ・メンエスの出稼ぎ収入と交通費・寮費の扱い

風俗・キャバクラ・メンエスの出稼ぎで稼いだお金は、何か所のお店で働いても1年分を合計して、自分が住んでいる地域の税務署に確定申告します。出稼ぎ先の地域で申告することはありません。専業なら所得(報酬から経費を引いた額)が104万円、昼の仕事をしている人なら20万円を超えたら申告が必要です(令和8年分)。

出稼ぎは、往復の交通費や自分で払った寮費が多くかかる働き方です。これらは経費にできるので、記録を残しておくと税金を大きく減らせます。この記事では、出稼ぎの収入の集め方、経費にできるもの、住民税の扱い、無申告がわかる仕組みをまとめました。

出稼ぎの確定申告は、住んでいる地域の税務署に1回だけ出す

確定申告書を出す先(納税地)は、原則として住所がある地域の税務署です。札幌・福岡・沖縄など、何か所に出稼ぎに行っても、申告は自宅の地域の税務署に1回出すだけで済みます。マイナンバーカードがあれば、e-Taxで出せるので税務署に行く必要もありません。

住民票を移さずに出稼ぎ先で長く暮らしている場合も、基本は住民票のある住所で申告します。生活の拠点が実際に移っている場合は扱いが変わることがあるので、迷ったら税理士か税務署に確かめてください。

何か所のお店で働いても、1年分の報酬を合計して申告する

申告が必要になる線は、全部のお店の報酬を合わせて判断する

1か所あたりの報酬が少なくても、合計すると申告が必要な額を超えていることはよくあります。申告が必要かどうかは、1年間に働いたすべてのお店の報酬を合計し、そこから経費を引いた所得で判断します。

働き方 確定申告が必要になる目安(令和8年分)
夜職だけで働いている 全部のお店の所得の合計が104万円を超えたら
会社員・パートをしながら出稼ぎに行っている 出稼ぎの所得が20万円を超えたら

104万円は、合計所得489万円以下の人の基礎控除の額です(出典 国税庁 No.1199 基礎控除)。昼の仕事をしている人の20万円の線は国税庁 No.1900によります。

お店ごとに「期間・報酬・引かれた額」を1行で残す

出稼ぎは働くお店が次々に変わるので、あとから明細を集めようとしても、連絡が取れないお店が出てきます。出稼ぎが終わるたびに、次の内容をスマートフォンのメモか表に1行で残しておきます。

  • お店の名前と地域
  • 働いた期間(何月何日から何日まで)
  • 受け取った報酬の合計(保証分・バックを含む)
  • 報酬から差し引かれた額(寮費・雑費・源泉徴収など)と、その内訳
  • 行き帰りの交通費

報酬から寮費や雑費が差し引かれている場合は、差し引かれる前の額が収入で、差し引かれた寮費などが経費になります。手取りだけを記録していると、収入も経費も実際より少なく見えてしまうので、明細の写真を残しておくと確実です。

往復の交通費と、自分で払った寮費は経費にできる

出稼ぎのために払ったお金は、仕事のための支出として経費にできます。出稼ぎは普通の働き方よりも経費が大きくなりやすいので、ここを入れるかどうかで税金が大きく変わります。

支出 扱い
自宅と出稼ぎ先の往復の交通費(新幹線・飛行機・高速バス) 経費にできる
自分で払った寮費・ホテル代、報酬から差し引かれた寮費 経費にできる
出稼ぎを紹介する業者に払った手数料 経費にできる
仕事用の衣装・下着・消耗品 経費にできる
お店が無料で用意した寮 自分の支出が無いので経費にならない
出稼ぎ先での食事代・観光 生活費なので原則として経費にならない

交通費は、チケットの領収書や購入履歴のメールを残しておきます。寮費が報酬から差し引かれている場合は、その明細が経費の証拠になります。(出稼ぎ先で私用の日を足した場合は、その分の交通費や宿泊費は経費から外します)

経費の全体の考え方は、メンエスの確定申告と税金の経費の章でも詳しくまとめています。

源泉徴収されているかは、職種とお店で違う

キャバクラやラウンジなど、客席でサービスをする仕事の報酬は、お店が所得税を差し引く決まり(源泉徴収)があります。支払う額から「5,000円×計算期間の日数」を引いた残りに10.21%をかけた額が引かれます(出典 国税庁 No.2807 ホステス等に支払う報酬・料金)。

風俗やメンエスの報酬は、この決まりの対象として法律に挙がっていないため、税金を差し引かずに払うお店が多いです。源泉徴収されている人は、確定申告で経費と控除を入れて計算し直すと、払いすぎた分が戻ることが多くなります。何も引かれていない人は、申告で納める額が出ると考えておいてください。

住民税は、1月1日に住んでいる市区町村にかかる

住民税は、その年の1月1日に住所がある市区町村が、前の年の所得をもとにかけます。出稼ぎ先の市区町村から住民税の請求が来ることはありません。確定申告をすれば、その内容が住んでいる市区町村に伝わり、6月ごろに住民税の納付書が届きます。

住民税の所得割は所得のおよそ10%です。国民健康保険に入っている人は、保険料も前の年の所得で決まります。申告のあとにいくら請求が来るかの目安は、夜職の住民税と国民健康保険はいくら?で計算しています。

出稼ぎの収入も、お店の帳簿からたどられる

「出稼ぎ先は遠いし、短期間だからわからない」と考える人もいますが、お店は払った報酬を経費として帳簿に残しています。お店に税務調査が入れば、誰にいくら払ったかの記録はそのまま調査官の手元に渡ります。出稼ぎを紹介する業者の記録や、振込で受け取った報酬の口座の履歴からも、収入はたどれます。

国税庁は新しいシステム(KSK2)で、こうしたデータの突き合わせを進めています。詳しくはKSK2で夜職の無申告はバレるにまとめました。申告していない年がある人は、調査の通知が来る前に自分から申告すれば、無申告加算税は5%で済みます。手順は夜職の無申告を自分から申告する方法で説明しています。

出稼ぎ先が多い人ほど、税理士に頼むと手間が減る

出稼ぎ先が年に何か所もあると、お店ごとの報酬と経費の集計だけでかなりの手間になります。記録をまとめて渡せば、集計から申告まで代わりにしてくれる税理士事務所もあります。夜職の確定申告を受け付けている事務所の料金は1年分で9万〜18万円前後が目安で、風俗業の税務に強い税理士とキャバクラに強い税理士おすすめ5選で比べています。

最後に

出稼ぎで稼いだお金は、何か所のお店で働いても1年分を合計して、住んでいる地域の税務署に申告します。往復の交通費や自分で払った寮費は経費にできるので、出稼ぎが終わるたびに、お店・期間・報酬・差し引かれた額・交通費を記録しておくと、申告のときに困りません。住民税は1月1日に住んでいる市区町村にかかり、出稼ぎ先から請求されることはありません。

記録が足りない年がある人や、出稼ぎ先が多くて集計が大変な人は、税理士ドットコムの無料紹介サービスで、夜職の申告に慣れた税理士を紹介してもらう方法もあります。

この記事の作り方

掲載している料金は、各事務所の公式サイトなどで編集部が確認した情報です。料金は改定されることがあるため、依頼の前に各事務所へご確認ください。当サイトは税理士紹介サービスなどのアフィリエイトプログラムに参加しており、記事内のリンクから申し込みがあった場合に紹介料を受け取ることがあります。

PR

候補を探す時間がないときは、
紹介サービスを使う方法もあります

  • 相談・紹介は無料
  • 業種や予算の条件で探してもらえる
  • 合わなければ断ってもよい